本日の山陽新聞に、当社が開発に協力したマシニングセンタ(MC、複合工作機)向けのCAD・CAMソフトを紹介する記事が掲載されました。
当社とシステム開発のC&Cシステムズ(東京)、工具メーカーのMOLDINO(東京)及び岡山大学の4社での共同開発により開発された同ソフトは、
これまで工具や素材の特性、加工形状などをもとに熟練作業者の経験により設定していた切削における条件(工具の回転速度、素材に切り込む深さ、
素材が載る台座の移動速度など)をAIを活用し算出でき、経験の浅い人でも条件の設定から加工までを可能とするソフトです。
本ソフトの開発により、工作機械の数値設定にかかっていた時間の短縮に繋がるほか、これまで熟練作業者の経験(いわゆる暗黙知)に依存してきた
加工に関するノウハウの見える化、技能の継承などにも繋がることから、金型業界の課題解決にも繋がります。
当社ではこれからも自社のみならず、技能継承や生産性向上が求められる金型業界全体の課題解決を目指し、研究・開発を続けて参ります。